ブラックサンタの都市伝説
- ray-one01
- 2025年12月23日
- 読了時間: 3分
毎日書類と数字に追われる事務員ですが、
今回はクリスマスのちょっと怖い話を。
クリスマスといえば、サンタクロースやクリスマスツリー、プレゼントでわくわくする季節。
しかし、華やかな表面の裏には、怖い都市伝説も隠れています。
今回は、クリスマスの都市伝説をご紹介します!
「黒い袋を持つ者」
これは、北の国で昔から語り継がれている話。
クリスマスの夜になると、赤い服のサンタクロースが良い子に贈り物を届ける。
だが人々は、もうひとり
黒い服のサンタがいることを、めったに語らない。
黒いサンタは、“ブラックサンタ”と呼ばれていた。
むかし、雪深い村で、夜中に不思議な影を見た子どもたちがいた。
彼らはこう語った。
「赤いサンタの鈴は明るい音なのに、
あれは……澱んだみたいに濁っていた」
「白い雪の道に、真っ黒な足跡がついていた」
「屋根の上で、サンタじゃない誰かが動いてた」
しかし、誰一人として姿をはっきりとは見ていない。
見た者は、翌朝決まってひどく怯えていたという。
ブラックサンタが持つ袋は、赤いサンタのそれとそっくりだ。
だが中身は違う。
プレゼントではない。
古くからこう言われている。
“悪い子の心の重さを量る袋”
嘘をついた日数、
誰かを泣かせた回数、
約束を破った心の重さが、袋に吸い込まれていく。
袋が重くなればなるほど、
ブラックサンタはその子の家に近づく。
ある年、村の悪ガキとして有名だった少年がいた。
彼は人の持ち物を隠したり、動物をいじめたり、
大人に叱られると嘘を並べた。
クリスマスの夜、少年の家では奇妙なことが起きた。
父親は言った。
「夜中に、廊下を引きずるような音がした」と。
母親は言った。
「窓の外で、黒い影がこちらを見ていた」と。
翌朝、少年のベッドには誰もいなかった。
代わりに、黒い袋の切れ端が落ちていたという。
少年は翌日、何事もなかったように帰ってきた。
しかし、彼は何を聞かれても答えなかった。
喋れなかった、とも言われている。
声を置いてきてしまったのだ、と。
その日以来、彼は悪さを一度もしなくなった。
ブラックサンタに“認められた”子どもには、
翌朝、枕元にひとつだけ 黒い鈴 が置かれる。
それは、こういう意味だ。
“お前の心はまだ重い。
けれど、まだ戻れる。”
黒い鈴をもらった子は、
翌年のクリスマスまでに“心を軽く”しなければならない。
嘘を減らし、
優しさを増やし、
誰かを許し、
誰かに謝る。
そうして心を軽くした子は、
ある日ふと、黒い鈴から透明な音が鳴るのだという。
それは、ブラックサンタが許した合図。
もし今年、窓の外で濁った鈴が鳴ったなら
クリスマスの夜。
もし君の家の外で――
チリン……チリ……ン……
と濁った鈴の音がしたら。
それは、赤いサンタではない。
窓の隙間に気をつけること。
黒い影が見えたなら、目を合わせてはいけない。
そして何より――
今年ついてしまった全部の嘘を、思い出すことだ。
あの黒い袋は、
心の重い子を探して歩いている。
ただし、安心していい。
袋に“完全に”満たされていない限り、
ブラックサンタは君を連れていかない。
代わりに、枕元にひとつの証だけを残す。
黒い鈴。
鈴が鳴るのは、いつもその次の年だ。
ブラックサンタの都市伝説は、ただの噂話ではないみたいです。
古い時代から、人知れず語り継がれてきた
“もうひとつのクリスマスの顔”
濁った鈴の音があなたの家に近づきませんように。。。
メリークリスマス。
そして……静かな夜を。
信じるか信じないかは…あなた次第
次回も、どこかで耳にした都市伝説をお届け予定。
読んでくれてありがとうございます。



