エアコン配管の隠蔽配管について
- ray-one01
- 5月20日
- 読了時間: 2分
こんにちは!レイワンです。
隠蔽配管の主なメリットは、見栄えの良さとエアコン設置の自由度が高くなることです。

特に黒や茶色のような濃い色の外壁は、エアコンの白い配管だと目立ちますが、壁に配管を埋めれば、すっきり美しい外観を維持できます。
デザイナーズハウスや、外観デザインを重視するハウスメーカーなど、隠蔽配管を主流とするところもあります。
◯好きな位置にエアコンの配置ができる
露出配管の場合、部屋の内外で穴の位置が同じでなければなりません。
そのため、エアコンの配管穴は、ベランダや庭などの外壁面に開ける必要があります。
しかし、隠蔽配管なら部屋の内外で穴の位置が違ってもエアコンを取り付けられるため、室外機を設置する側に面していない壁や、ベランダのない高層階マンションなどでも設置が可能です。
隠蔽配管は、露出配管よりも配管が長いため、デメリットも多くあります。
見栄えがいいからと、あまり検討せずに隠蔽配管にしてしまうと、エアコンの故障時などトラブルが起きたときに大変な思いをすることもあります。
隠蔽配管は建築時に長い配管を埋め込む工程、
あるいはエアコン取り付け時に長い配管を通す工程が必要です。
露出配管よりも工事に時間がかかるため、工事費も高額に。
2階から1階へ配管するなど、配管が長くなればなるほど、費用が高くなります。
配管まわりに何かトラブルが発生した場合、壁に埋まった隠蔽配管は、トラブルの元を見つけるのが大変です。
また、原因の箇所を発見できたあとも、修理のために外壁を削ったり壁に穴を開けたりすることもあります。
そのため修理に時間がかかり、費用も高くなりがちです。
しっかりデメリットを踏まえて施工を検討しましょう。
ぜひ参考にしてみてください!