こんにちは!レイワンです。

「オール電化リフォーム」という言葉を聞くと、
なんとなく光熱費が割安になるような
印象を持ってしまいます。
特にガス給湯器とガスコンロを
使っている方にとっては、
オール電化にしたら実際どのくらい
お得になるのか気になる方も多いですよね!
今回はオール電化リフォームについて
ご紹介していきます。
🔸オール電化導入コストは約80〜120万円
3~5人の一般的な戸建住宅において、
ガス給湯器(24号)の交換費用が
約20万~30万円であるのに対し、
エコキュートは約60万~90万円程度
(貯湯容量370~430リットル)かかります。
また、間口750mmのキッチンビルトイン型
ガスコンロの交換費用が15万~25万円であるのに対し、同サイズのIHクッキングヒーターでは20万~35万円です。
ガス給湯機・コンロのリフォーム費用が合計約35万~55万円であるのに比べ、エコキュート・IHクッキングヒーターのリフォーム費用は合計約80万~120万円となり、オール電化設備の方が工事費用が高くなる傾向があるんです。
🔸設備が長持ちすれば10年で元がとれる計算に❗️
【試算条件】
◯いずれの設備も当初設置後の修理・メンテナンス費用は発生していないものとします。
◯ガス給湯器の導入(交換)費用を250,000円
◯ガスコンロの導入(交換)費用を200,000円
◯エコキュートの導入(交換)費用を750,000円
◯IHクッキングヒーターの導入(交換)費用を250,000円
◯ガス給湯器、ガスコンロ使用時のプロパンガス使用料金を10,000円/月
◯エコキュート、IHクッキングヒーター使用時の電気使用料金を5,000円/月
光熱費が毎月一定であるということはまずありえませんし、使う人によってガス代も電気代も大きく変動すると思いますが、ここでは試算を単純にするために光熱費の価格差を月額5,000円にしてみました。
すると、設備を導入してから使い続けること約9年超でガス設備とオール電化のトータルコストが逆転します。
とりあえずの目安として、エコキュートやIHクッキングヒーターが約10年以上使えることが損益分岐点になると思います。
オール電化住宅用に安く設定された深夜電力を使ってお湯を沸かすエコキュートでは、タンク容量以上にお湯を使用してしまうと、電気代単価が高くなってしまいますし、現在都市ガスを利用している世帯では、比較的ガス代が安く設定されていることや、今後は「エネファーム」といったガスで発電する設備も徐々に普及してくると思われ、絶対にオール電化がいいと断言できるものでもないんです。
ガス設備、オール電化設備のメリットとデメリットをしっかり知り、ライフスタイルにふさわしいアイテムを選ぶこと!
快適な暮らし、住環境を手に入れるための一つの手段としてじっくりと検討するようにしてください。
オール電化リフォームを検討している方はぜひ参考にしていただけたら幸いです!
お困りごと等ありましたらいつでもご相談くださいね♪